03/16-03/22

03/16(月)
 
朝起きて給餌機の周りでみみたが吐いていたのを見つける。
昨日も2か所で吐いていた。気になる。
これまではカリカリを食べてすぐ吐いていたのが、
胃の中でだいぶ消化したものを吐いている。
 
先週末イアン・ワトソン『スローバード』を読み終え、
今週からエリザベス・アン・スカボロー『治療者の戦争』へ。
これも早川文庫のSF。
ベトナム戦争にて看護婦として従事した経験をファンタジー作品として描く。
 
土曜の本番リリースを受けてサービス利用開始。
僕が本番リリースしたところが設定不備で異常終了。
まずはその対処。
その後、データ移行がうまくいっていないという連絡が。
移行されるべきがされてなくて、されないべきがされている。
これはどういうことだと。大問題。
調べて報告してとしているうちにすぐ昼になる。
ほとんど一人で対処。誰も助けてくれない。
原因がわかって(僕ではなくてよかった……)、対処待ち。
昼の弁当を食べたのは14時近く。
外は風が強かった。
ビルのどこかがもろに受けているのか、変な音がする。
 
なんで一昨日、そこを確認しなかったのかなあ。
もうその気力、体力もなかったけど。
今のところ僕が責められることはなく。
皆優しいというか、徹底した無関心か。
 
データ移行の修正の立ち合いで定時後も残るが、疲れ切っている。
パッケージの開発元によるデータパッチが適用され、終わったつもりでいたら
件数確認はちゃんとやったのかとお叱りが。
開発元を返してしまった後。しまった……
20時ごろから慌てて始めるが、
準備していなかったのでどことどこを合わせたら合うのか五里霧中。
これはもう開発元に確認しないと無理となり、22時半まで。
 
帰ってきて23時半。
妻が弁当のおかずとクリームシチューをつくってくれていた。
シャワーを浴びてシチューを食べて寝る。
午前0時半。
 
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03/17(火)
 
『治療者の戦争』を忘れてきたようだ。
もう一冊妻に勧められて鞄に入れてきた小川洋子『とにかく散歩いたしましょう』を読む。
昼、昨晩妻が用意してくれたおかずの弁当。牛カルビ焼き。蕪の葉を入れた卵焼き。
 
Senju / PowerCenter は今朝もまた異常終了。設定不備。
手続きを経て再度本番リリース。
再ランしてみるがまた異常終了。慌ててあちこち問い合わせてみると反映されるのは翌日以後らしい。
運を天に任せてみる。
データ件数の合わない件も引き続き。昼を過ぎてようやく形になってきた。
夕方には突合せした3者が合って完了。不具合も緊急リリースできた。
一山超えたかな。
 
ぐったり疲れ切って19時、オフィスを出る。
そら豆を食べたいと妻が言う。LIVINにはなくイオンで買う。
しかし妻の帰りが遅くなり、そら豆は明日へ。
庭の水やり、掃除機、洗濯ものを畳む。
明日の弁当はイオンで買った味付け鶏肉のパックとネギを一緒に炒めた。
夜は昨晩妻のつくってくれたクリームシチューとロールパン。
鑑定団を見たあと、ダラダラと酒を飲みながらヒロシの迷宮グルメを2時間4本見て過ごす。
迷宮グルメも春から金曜の夜へ。新日本風土記とかぶるか。
午前0時過ぎに眠る。
 
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03/18(水)
 
7時出社。
ようやく Senju / PowerCenter が夜間の自動起動で正常終了した。
本格的に業務が始まって問い合わせ対応。
データ不備で画面が崩れているとか、ジョブのサイクル起動がうまくいっていないとか。
昼、弁当。昼寝。
Senju / PowerCenter のレクチャーを午後行うことになっていたが、誰がも出席せず。
それどころじゃない忙しいという人もいるだろうし、自分には関係ないという人もいるだろうし、
聞いたら引き継がないといけなくなると思う人もいるだろう。
 
疲れ切って定時過ぎにオフィスを出た。
妻はこの日休みをとっていた。
帰るとそら豆と蕪をグリルで焼いたのとささ身カツ、大葉とチーズを挟んだのを作っている。
この日は本来休肝日だが、昨日に続いて缶ビールを飲む。
 
明日の弁当のため、そぼろをつくる。
新聞を読んだりCDの解説を読んで過ごす。
街録を見て寝る。
23時半過ぎ。
 
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03/19(木)
 
金曜休みというのはありがたい。もう週末。あと1日乗り切る。
しかし祝日の都合上月曜休みは多いが、金曜休みってホント久々だと思う。
 
給料日。口座から下ろす。
 
この日も淡々と過ごす。問い合わせがあって、調べて。
それ以上のことは疲れきってできない。
早く帰りたい、明日は3連休、ただそれだけを考える。
そうするとうっかり気が緩むのかテスト環境ではなく本番環境で動作確認してしまった……
 
19時前まで仕事して帰ってくる。
新宿のタワレコと DiskUnion に寄る。
光が丘に戻って来て、4月の集まりの店を予約する。
妻と待ち合わせて帰ってくる。
夜は外で食べるかと話していたが、雨が降りそうだったので家で食べることにしようと。
イオンの裏、閉店間際の中華料理屋で半額になった総菜を買っててべることにする。
棒餃子、炒飯、エビチリ、鶏肉とカシューナッツの炒めなど。
テレビはつけず、缶ビールを飲みながらのんびり過ごす。
DiskUnionで見かけて買った、80年代ロックのガイドブックを読む。
午前0時頃寝る。
 
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03/20(金)
 
7時に目を覚ます。
おしんもスカーレットも最終章。
人気のない、いつもの半分以下になった公園でジョギング。
マスクをしている人は少なかった。
帰ってきてリンゴの皮を剥き、コーヒーを淹れる。
『最後の講義』の再放送をやっていて、みうらじゅんと、西原理恵子の途中まで。
 
成増のラーメン屋に昼を食べに行く。
もう一度公園へ。桜がちらほらと咲いている。
成増駅前。季節限定の味噌ラーメンが目当てだったが、もう春メニューになっていた。
天気がよく、ウインドブレーカーでも暑いぐらい。
のんびり遠回りして帰る。
ペットの KOJIMA に寄ってみたり。
キャリーバッグも特にこれというのはなく、高い餌台も取り扱ってはいなかった。
ライフに寄って帰る。
妻は43破のお疲れ会へ。
 
録画していたイタリアを1本見ながら iPhoneの曲を入れ替えて、
たまっているDVDを見ようとDavid Bowie『Glastonbury 2000』を。
その後、R.E.M.『Live at the BBC』の DVD を。
動いてる R.E.M. はやはりかっこいいな。
仕事の疲れがとれず、何度か寝落ちした。
 
修理に出していたジーパンが戻ってくる。
母から荷物が届く。マスクや米。干し柿なんかも入っていた。
夜は常備菜の残りを。きんぴらごぼう、ニンジンのグラッセ、こんにゃく炒め。
この日チコちゃんはなし。
新日本風土記は鍋。猫歩きはサンフランシスコ。
おんな酒場放浪記でまた何度か寝落ち。
タモリ倶楽部はSMの女王様がテレビ番組の罰ゲームを改善するというもの。
妻が帰ってくる。昼からずっと飲み続けて楽しかったようだ。
眠くなって午前1時には寝た。
 
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03/21(土)
 
7時半起き。
昨日からの疲れが取れずでジョギングには行かず。
リンゴを剥いて食べる。コーヒーを沸かす。
10時過ぎに家を出る。
浅草の焼肉屋のランチのチケットもらっていて食べに行く。
浅草寺は外国人観光客は少なかったが、日本人の観光客は多かった。
端の方に屋台も出ていた。
 
焼肉屋ではナムル、キムチ、ハラミ、タン、カルビ、ロースと一通り出て
レバー、カルビ、ハラミを追加。トッポギも出たな。
最後のクッパがおいしかった。
 
浅草演芸場ではこの日林家ぺー、古今亭菊之丞柳家さん喬など。
 
学生時代バイトをしていたとこが ROX に関連した店を出していて 
何度か手伝いに行ったことがあった。
もしかしてまだあるかな、と思ったがさすがにもうなくなっていた。
 
「まるごとにっぽん」に入る。
1階で唐辛子入りの醤油やねぎラー油など、
上の階で使い勝手のよさそうな携帯用枕を買う。
大分の店が足湯を提供していたので入った。
ただでは悪いからと湯の花を買った。
その後外のテーブルで岩国のクラフトビールを飲んだ。
 
妻の友人の陶芸家が個展を開いているとのことで新川へ。
3連休の中日で歩いている人はほぼ皆無。
桜が満開となった通りがあった。
ギャラリーではいくつかの作品で猫、ペンギン、パンダをモチーフにしていて
取っ手に猫が寝そべるマグカップと、鯉のぼりに女の子と猫がタンデムする置物を買った。
 
日本橋丸善に寄って、青山一丁目経由で帰ってくる。
洗濯物を取り込んでさっそくお風呂を沸かし、湯の花を入れる。
一日で歩いて疲れた。少しは癒されたかな。
缶ビールを飲む。「まるごとにっぽん」で買った岩手のピクルスと
2月頭のホームパーティーの時に「旬」で買って開けずにいたオイルサーディンの酢漬けの瓶詰。
きじまりゅうたの小腹みたしますを見て、CDの解説を読んでいるうちに寝落ち。
気が付いたら午前1時だった。
 
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03/22(日)
 
3連休3日目。晴れだが、風が強い。
8時半に目を覚ます。
常備菜の準備。レンコンのきんぴら。インゲンの胡麻和え。切り干し大根の煮物。
イチゴとリンゴ。
昨日のギャラリーで買った取っ手に猫のついたマグカップでコーヒーを飲む。
イタリアの再放送を見る。
Lazy Sunday へ。
昼は麻婆豆腐をつくって麻婆丼。ひき肉とネギをたっぷり入れて。
丸美屋の素では足りなくなるので豆板醤などを足す。
 
夕方散歩がてらクリーニング屋とLIVINで買い物。
千秋楽。鶴竜白鵬が二敗。白鳳が優勝。
笑点世界遺産はバリ島。
モヤさまはなし。特にテレビは見るものがない。
この日は山口瞳『行きつけの店』をずっと読んで過ごす。
長崎を訪れたときには江山楼でちゃんぽんを食べていた。
御茶ノ水山の上ホテルの天ぷらをまた食べたいな……
 
夜は焼きそばをつくって食べる。
キャベツ、ニンジン、もやし、豚バラ肉。
オタフクソース味でデーツが入っている。
一袋三玉そのまま入れたら作りすぎた……
23時過ぎに寝る。

鍋のしあわせ

金曜の新日本風土記は「鍋のしあわせ」
いくつか印象深い風景があった。
 
富山県氷見の猟師の妻がつくる鴨鍋。
妻は小さい頃猟師の父親に連れられて猟の手伝いをしていた。
大人になって町に住み山からは離れていたが、料理の男と出会って再婚。
また猟の手助けをするようになった。
鴨鍋をつくると猟師仲間に振舞う。
猟師の男は鴨肉は食べない。一羽につき一部しか取れない首の肉だけをもらう。
猟師だけが知る格別な味なのだという。
 
浅草のすき焼き屋を紹介して、
その流れで都内で最後の一軒だけになったねぎ専門の卸しへ。
すき焼き屋に卸すネギと焼き鳥屋に卸すネギは違うのだ。
彼の家でつくるすき焼きは俵型に切ったネギを鍋の端に立てて並べて、
割り下を吸って上の方にしみ出したのが食べごろだと。
あれはおいしそうだった。
 
沖縄の久米島のヤギ鍋。一家で祝い事のあったときに
ヤギ一頭で大鍋いっぱいにつくって近所の人たちに振舞う。
離婚後、6人の子どもたちを男で一つで育てた父親は
末娘の成人式を終えてヤギ鍋をつくる。
ヤギの肉にヤギの血と油をまぶすことで味わい深くする。
それだけだと臭みが強いので海辺で採れる長命草というせり科の葉を入れる。
 
青森県仏が浦村のタラのじゃっぱ汁
いつもは一人暮らしのおばあさんのところに年末になると孫たちが訪れて賑やかになる。
漁師たちは水揚げしたタラを村総出で仕分けして持ち帰る。
貨幣の代わりとなり、暮れの挨拶にはタラを1匹置いていく。
タラは足が早いのでおばあさんはその日のうちに捌く。
腹を裂き、子っこを出して肝臓を抜く。頭もザクっと割ってしまう。
子っこはそれだけで醤油で煮つける。これをご飯にかけるとおいしい。
孫たちは5杯、6杯、8杯とお代わりをする。
 
家に閉じこもりがちになるお年寄りたちに社交の場を、ということで
九州のお坊さんたちが集まってボランティアで「移動居酒屋」を開催している。
集会所で料理してお酒を振舞う。
ある男性は仮設住宅で暮らして4年、その間に定年退職を迎えて
趣味の尺八のこと以外では家の外に出ることも少なくなったと。
奥さんが心配している。
移動居酒屋で周りの人と飲んだり食べたりしているうちにその尺八の話になって、
だったら皆の前で披露してくれと。
部屋から尺八を持ってきて吹き始める。まずは「おてもやん
そしてもう一曲。
おばあさんたちが立ち上がって踊り出す。皆笑顔になる。
その先頭に立つのは、夫のことを心配していた奥さんだった。
 
他、鍋奉行を生業にしている男性、
ベトナムから難民として来て日本で何十年と住む中でつくる鍋など。
 
日本は鍋の国だな、と思う。
もちろんアジアにもヨーロッパにもあるけど。
ここまで生活に密着してそれが文化にまでなっているのは日本だけなんじゃないか。
その地方独特の食材と作り方があって。
鍋を囲むとき、湯気と共に和やかな雰囲気に包まれる。優しい気持ちになる。
 
一橋学園駅前の路地裏にある「一松」の白菜鍋を思い出す。
寮の飲み会となるといつもあの店で。
白菜と鶏肉だけの、だけどそれがどっさり入った鍋。
金の無い学生さんたちに腹いっぱい食べさせたいと。

3連休2日目

3連休2日目。7時半に目が覚める。
この日は頂いたチケットで浅草の焼肉屋でランチを食べることになっていた。
10時過ぎに家を出て、大江戸線上野御徒町で銀座線に乗り換えた。
 
時間が少しあったので雷門をくぐって浅草寺にお参り。
確かに外国人観光客はほとんど見かけなかったが、日本人は多かった。
若い女性たちはどこかで着せてもらった着物を着て写真を撮り合っていたし、
いつも通り人力車を引くお兄さんたちが客引きをしていた。
これまでの浅草の人出がすごすぎたのか。
 
ROX 近くの焼肉屋で食べ終えた後、ROXに入る。
学生時代アルバイトしていた店の社長はここにもう一歩店を持っていて
手伝いに来たことがあったなあと。
もう20年も前になることでさすがに店はなかった。
 
「まるごとにっぽん」に入る。全国各地の特産品が集まっている。
前に来た時もあれこれ食べたくなってたくさん買い込んでしまったなあ、
と思いつつ今回も。辛いものばかり。
・近江の弥平一味
・糸島のねぎラー油
置賜地方のにんにく油入り焦がしとうがらし醤油の赤、ネギ油入り焦がしとうがらし醤油の青
・宇都宮「みんみん」の餃子用の酢
どれにしようかと迷っていたら店の人がどれが一番の激辛かピックアップしてくれた。
買わなかったが、「鬼」とか書いてある。聞かれることが多いんだろうなあ。
 
上の階に柔らかい枕を売っている店があって、
普段は三角形に折り畳んでファスナーで閉じることもできるし、
別の枕につないで大きくすることもできるという枕があった。
アウトドアに持ち運ぶ時にもコンパクト。家で洗うこともできる。
これはすぐれものかもしれないとふたつ買ってみた。
 
その向かいが大分県の店で、大分と言えば温泉。
足湯を無料で入ることができたので利用させてもらった。
水色の入浴剤が入っている。足を延ばして一息ついた。
せっかくだから湯の花を買った。
 
さっぱりした気分になって外のテーブル席へ。
向こうに浅草寺とその向こうにスカイツリーが見えた。
この日もまた昨日同様20℃近い暑さ。
岩国のクラフトビールの小瓶を買って飲んだ。
 
15時過ぎ。妻が友人の陶芸家の個展を見に行きたいという。
日本橋東西線に乗り換えて茅場町へ。
オフィス街なので地上に出るとほとんど人通りがない。
入社2年目から数年はここで仕事していたなあ、この辺りまで食べに来たなあ、
懐かしいなあと思いながら歩く。
桜が満開となっている通りがあった。
ギャラリーはアート系のオフィスが入っている雑居ビルの2階。
妻が取っ手に猫が寝そべるマグカップをふたつ買う。ガラスの花瓶と。
鯉のぼりに少女と猫がバイクのタンデムのようにまたがった
小さな置物がいいなあと思っていたら妻も同じことを思ったようで、
赤と青とふたつあったのをひとつずつ買った。
 
日も暮れかけて日本橋へ。
妻が本を買うというので丸善
銀座線に乗って青山一丁目で乗り換えて帰ってきた。
一日出かけて疲れたなあとさっそく湯の花を入れてお風呂で休むことにした。

3連休初日

3連休初日。春分の日か。
金曜が休みの日ってすごく久しぶりのように思える。
 
7時過ぎに目を覚ます。
おしん』も『スカーレット』も終わりに近づいている。
 
久しぶりのジョギング。1月以来?
8時前の公園はほとんど人がいない。
野球場も。これまでは朝から草野球をやってる人たちやリトルリーグで使ってる人たちがいたけど。
グループで走っている人たちもいない。
 
マスクをしている人が少ないことに気づく。というかほとんどの人がしていない。
そういえば昨日会社から帰るときにもマスクしてない人が増えたように感じた。
入手できずに切らしてしまったのか、それとも。
壁打ちテニスをしている人もジョギングしている人も誰もマスクしていない。
陸上競技のフィールドではリトルリーグの子どもたちが走っていた。
子どもたちもさることながら親たちがマスクをしていない。
もしかして今、意識の高い人たちの間では風向きが変わったのか。
 
家に帰って妻にそのことを離すとたった一言、公園だからじゃない? と。
 
10時を過ぎて、昼は成増のラーメン屋に行くかとまた公園へ。
今度は人手が増えていた。売店に行列ができている。
チラホラと桜が咲いている。
 
しかし飲食を伴う集まりは自粛するように立て看板が並んでいる。
いつもなら屋台が並ぶのにひとつも出てなくてなんだか物足りない。
そういえば毎年秋と冬に2回来る伊豆大島新酒祭りも2月か3月に来るはずが来ていない。
屋台で生活している人たちは死活問題だよな。
一年の一番の書き入れ時に営業できないなんて。
売上が立たないから手持ちの現金も底を尽きて廃業という人たちも多く出てくるんじゃないか。
 
成増駅前のラーメン屋へ。
1月末に季節限定の味噌ラーメンを食べて割とうまかったのでもう一度来てみたのだが、
別のラーメンになっていた。ラーメン屋にも春が訪れた、ということだな。
 
あれ、こんなところに川があったっけ? なんて思いながら
のんびりと遠回りしながら帰ってくる。
川のあるところ桜も植えられていて、だいたいまだ3分咲きというところか。
 
暖かい日でTシャツ1枚という人もいた。
その分花粉が飛んでいるのだろう、目がムズムズする。
ジョギングから帰ってきたときも鼻水が止まらなかった。
免疫療法で舌下錠を飲んで1年半。
だいぶ効いてきたのかこの春はほとんど花粉を感じなかったな、と思っていた矢先。
今花粉を大量に浴びたらまた閾値を超えてこれまでの日々が無駄になってしまうかもしれない。
しまったな、なんてことも思う。
 
午後は家でゆっくり過ごすかと、今、David Bowie
2000年のグラストンベリーのライヴDVDを見ている。

音楽の日

 
3月19日は語呂合わせでミュージック、音楽の日であるという。
タワレコの「No Music, No Life」ってやっぱすごい標語だなと思う。
朝晩の会社の行き帰りに毎日何かしらの音楽を聞いている。
あれだけ毎月たくさんCDを買っているのに買いつくすことがない。
日々聞いてみたい音楽がなにかしら出てきて、財布や貯金との相談となる。
 
小学生の時にベストテンやトップテンに興味を持って以来、30年以上になる。
アルバム単位でいえば2万枚以上聞いたことになるだろう。
曲単位でいえば、iTunesに取り込んだ曲を全部聞くとしたら確か1年以上かかる計算になっていた。
そんな僕でも Nurse With Wound『Spiral Insana』のように
「世の中にこんな音楽があったのか!?」と最近になって度肝を奪われた音楽はあるし、
The Beach Boys『Pet Sounds』は何度聞いても美しく、聞くたびに今も発見がある。
こういう楽器が隅で鳴ってるんだ、というよりも、こんなイメージも広がるんだ、というような。
 
音楽のない生活は考えられない。
音楽を奪われた生活は、希望を奪われた生活と言えるだろう。
文学もそうだが、生きる喜び、生きる悲しみを奪われるということ。
 
昨日は何をきっかけとしたのか、
チャクラの80年代前半のライヴ音源が1月に発売されたというのを見かけて聞いてみたくなる。
中心人物は後に Killing Time を結成して、そちらの方は何枚か聞いたことがある。
シュールな和製プログレとでもいうか。
チャクラの2枚目は細野晴臣がプロデュースで、当時「8時だヨ!全員集合」にも出たことがあるんだとか。
俄然興味を持つ。その筋では有名だけど、名前しか知らなかった。
そんな盤dのが国内・海外にまだたくさんある。
今日は元 Red House painters の Mark Kozelek がカバー集を出していると知って、欲しくなった。
「I’m Not In Love」や「Amanda」を謳っているようだ。Amazon でオーダーしたくなるのを我慢する。
まだまだ新しい出会いがある。
 
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音の連なりはどこを境目として音楽となるのだろう、ということを考える。
例えば、ノイズミュージックというジャンルがある。
Einsturzende Neubauten / Esplendor Geometrico / Whitehouse / Soviet : France など。
国内ではメルツバウや非常階段、インキャパシタンツなど。
例えば Einsturzende Neubauten は工事現場から拾ってきた鉄屑を「楽器」として奏でる。
制御不能な音がまき散らされ、特に活動の初期において、そこには乱打されるパーカッションの原始的な快楽があった。
しかしそこにも程度の差はあれ、一定のパターンで繰り返されるリズムとメロディがあった。
メルツバウになるともっと無調となるだろうか。抽象的だけど、脅迫的な姿勢を持つ音。轟音。
しかしメルツバウという音楽。 「美は乱調に有り」を体現する。
 
どこからがノイズでどこからが音楽か、というよりも
ノイズはノイズミュージックと人が呼んだ時に、ノイズミュージックとなるのだと思う。
つまり、音の連なりを作為的に生み出し、意味を見出した時にそれは音楽と呼ばれる。
例えば、ある和室に風鈴が3つ以前から吊り下げられていて
そこに風がそよいだ時にたまたまドレミドレミと鳴ったら、それ自体は、その瞬間は音楽ではないんじゃないか。
しかしそれを面白いと感じた人が録音してCDとして売り出したり、
Youtube にアップしたらそれは音楽の裾野に入るんじゃないか。
風鈴の位置を変えて音響的な効果を狙ったとか、
音程を産み出すために異なる形の風鈴を追加した、
風を意図的に送るようにした、となるとより音楽としての度合いが高まるだろう。
 
商品として販売されている音楽、再生・複製可能な音楽はほんの一握り。
その時そこにしか生まれえない美しい音楽の多くが、
人類の数千年の歴史の間に消えてしまった。二度と取り戻すことはできない。
しかしそれゆえに音楽というものは無限の可能性を持つものなのだ、とも思う。

件数チェック祭り

IT業界のシステム移行あるあるが、移行直後のデータ件数チェック祭り。
ある時ある人がなんかおかしいと気づいて試しに突合せしてみると全然合わない。
注文件数、資産件数、売上金額合計、請求金額合計……
多くの人を巻き込んでお祭り状態となり、
EXCELマクロの達人が重宝され、最後は大きな電卓を持つ人が存在感を放ち、
やたらめったら帳票をプリントアウトして束にするだけの役割の人が生まれたり。
 
土曜の移行作業を終えて、月曜に出社。
なんか思いっきり想定件数とずれてるんですけどとと問い合わせがあって調べてみると
開発ベンダーが移行除外リストを取り違えていて、それをやり直してもらったんだけど、
終わって夜帰ろうとしたところで「件数は合ってますか?」とツッコミが。
帰る気満々でスルーしたかったのをそうするわけにもいかず。
しかし、えてしてそういうときってそこはうちの担当領域じゃないというところの
認識がずれていて、誰も拾ってないものだったり。
なので元々確認手順を用意してなくて、
というかそれが必要だと一瞬たりとも思い浮かばなくて、
急に言われても何と何を突き合わせるんだ? と五里霧中。
昨晩のうちに終わらなくて、開発ベンダーに聞かないとわからないとなって、遅くに解散。
 
今朝もまた再開するんだけど、気が付くと作業をしているのが僕一人になっている。
それもまたよくある話。
SQLの抽出条件の AND と OR を間違えていたり、NULLの扱いの考慮を忘れていたり、
日付系の範囲の取り方を改めて調べてみたり。
EXCELもやたら VOOKUP をコピペしてこのセルでいいんだっけ? と。
朝のうちに合い始めて、昼ぐらいにはめどがついて、夕方には終わった。
この程度で済んでよかった。
 
僕が30歳の誕生日を迎えたときは
部門皆正月休み返上で隣の部門も吸収されてというブラックホール状態。
30歳を迎えた瞬間は会社にいて、岡村君は誕生日だから早く帰っていいよと。
それがついにシステム切替を迎える日が来て、
大阪に本部のあるお客さんだったので何人かサポートに行ったんだけど、
日を追うごとにどんどん人狩りにあって無期限の大阪出張へ。
少しでもタスクが空いてたら無理やり突っ込まれるという。
会議室に缶詰めになって徹夜してひたすら帳票の金額確認。響き渡る電卓の音。
ある上司はずっと着替えないまま二徹三徹でせめて着替えて来いと怒られたとか。
僕も一度だけ行ってみたら何が何だかよくわからないまま終わった。
盲人が象の足を触って、それが何なのか想像できないというような。
あのとき初めて「神坐」でラーメンを食べたなあ……
 
面白いのはこういうときに本音が出てきて、
システムは信用できないと紙と電卓と鉛筆に戻っていく人とか。
僕もそっちかなあ。

最近のみみた

昨日、朝起きて給餌機の周りでみみたが吐いていたのを見つける。
昨日も2か所で吐いていた。気になる。
これまではカリカリを食べてすぐ吐いていたのが、
今回は胃の中でだいぶ消化したものを吐いている。
 
何か悪いものを食べたのか、何かに感染したのか。
病院に連れて行きたいが先週システムを切り替えたばかりで
問い合わせや不具合対応ばかり。
とてもじゃないけど休むとは言えない。
家族のことではあるんだけど。
水曜に会社を休んで妻が連れていくということになった。
 
妻が前から言ってたんだけど、
大きくなった猫はそれなりの高さに餌の皿を持って行った方がいいと。
床に直置きした皿から食べるときに食道や胃を圧迫するのが嘔吐の原因になる。
そうか、水の皿は少し高くなるように低い台を置いたが、
肝心の給餌機が低いまま。
しかしみみたは吐き出し口に手を突っ込んでガシガシしてカリカリを出して
皿は外れて給餌機が移動しまくるから高い台の上に置くと大惨事になる。
どうしたもんか。
まだ子猫だった時に給餌機をガシガシするのをきつく注意すべきだったのか。
僕はほんと甘やかしてしまう。
 
正月に青森駅前の A-FACTORY で見かけてこれいいなあ、となったのが
青森ヒバを使った餌台。
妻曰く、以前石田ゆり子のインスタで見かけていたのだという。
切株の形になっていて、透明なガラスのボウルが収まっている。
しかし、1日中誰かが家にいるなら時間が来たらボウルにカリカリを入れてあげるでいいけど、
共働きだと昼はあげられないし、朝や夜忘れてしまうこともあるかもしれない。
世の中にはもっと便利なものがあるのかな。
二子玉川のセレブなペットショップに行ってみるといいか。
 
みみた、なんだろうなあ。
昨日は遊ぶときはドタバタ走り回っていて、
僕の寝ている蒲団の上で丸くなって
朝のカリカリが出たときには走ってきた。
ぐったりはしていない。
猫は我慢強いと言われるけど、体の中の異変に自ら気づきにくいのか。
元気になってほしいなあ。